ナチュラルクリーニングをご存知ですか?
重曹やクエン酸、酸素系漂白剤…
もはや家中の掃除には洗剤は不要!とまで言えるほどに、合成洗剤を使わずに掃除ができるようになりました。
洗濯洗剤も、例に漏れずナチュラルクリーニングが可能です。
これまで重曹やクエン酸、酸素系漂白剤などの使用方法を耳にする事は多かったかと思います。
が!!!
最近注目を浴びてきた、ホタテパウダーが万能なのです!
食材の洗浄から家中の清掃、ボディケアにといろいろな使い方のできるホタテパウダー。
そんなホタテパウダーを、ぜひ洗濯洗剤として使用してみて欲しい!
そんな思いから、その使用感をレビューしたいと思います。
Page Contents
ホタテパウダーとは?
ホタテパウダーのホタテって…
あのホタテ…?
と思う方もいるでしょう。
そう、あのホタテなんです。
ホタテの貝殻を高温で焼き上げ、粉末状にしたものです。
高温で焼き上げる事で炭酸カルシウムとなり、強アルカリ性を示します。
そのため、洗浄と除菌、消臭効果を発揮します。
pH12という強アルカリ性ですが、食品添加物グレードのものを使用することで、人への影響はなく安全に使うことができます。
そして自然素材なので、そのまま排水された後も自然に還ることができます。
この性質を利用して、洗濯時に洗剤の代わりとして使うことができるのです。
なぜ洗濯洗剤の代わりになるの?
日常生活で洗濯物に付着する汚れは、皮脂や汗などの酸性の汚れがほとんどです。
酸性の汚れを落とすために、そもそも市販の洗濯洗剤はアルカリ性なのです。
ホタテパウダーは強アルカリ性なので、市販の洗濯洗剤の代用品として文句なし。
しっかり日常の汚れを落とし、除菌・消臭効果で菌の発生と臭いを抑えます。
ではなぜ洗濯洗剤を使わずに、ホタテパウダーを使うのか?
洗濯洗剤には合成界面活性剤が含まれており、人体はそれを分解する機能が備わっていないと言われています。
また、洗濯洗剤の使用では、目に見えない洗い残しが発生するのですが、それが蓄積することで洗濯槽の汚れや洗濯物のゴワつきの原因となっています。
人や環境への影響を考慮して、ホタテパウダーが注目を浴びているのです。
ホタテパウダーはエコな洗剤
ホタテの貝殻は、もともと産業廃棄物として処分されていたものでした。
年間20万トンにも及ぶホタテの貝殻は年々増加し続け、処分も困難になりつつあるのが現状のようです。
それを再資源化できることはとても有用なことです。
また、ホタテパウダーを洗濯洗剤の代わりに使用することで、自然では分解されにくい界面活性剤の流出を防ぐこともできます。
もともと自然のものが原料なので、排出後も自然に還ることができます。
ホタテパウダー水には強い洗浄・除菌抗菌・消臭力があるため、洗剤を使わずして洗濯槽のみならず配管をきれいにする作用もあります。
ホタテパウダーを使用することで産業廃棄物の再資源化、洗濯洗剤と清掃洗剤の代替品としてのEco効果があるのです!
さぁ、洗濯しよう!
①洗濯洗剤として使う
市販の洗濯洗剤の代わりにホタテパウダーを投入するだけ。
1回の洗濯に大さじ1を投入し、通常の洗濯モードで運転させるだけです。
ホタテパウダーは洗濯物と一緒に投入します。
水と反応するだけで強いアルカリ水となって効果を発揮します。
②洗濯洗剤と併用する
ホタテパウダーだけで本当に大丈夫なの…?
洗剤は使いたい!
と思う方もいるでしょう。
実際にはホタテパウダーのみで問題ないのですが、併用も可能です。
いつもの洗剤と大さじ1のホタテパウダーでOKです。
③クエン酸柔軟剤と併用する
基本的に、界面活性剤が入っていないホタテパウダーでの洗濯には柔軟剤は必要ありません。
ですが、アルカリ性のホタテパウダーとは真逆の、酸性のクエン酸を柔軟剤として利用することも可能です。
クエン酸には、アルカリ性に傾いた洗濯物を中和させ、ゴワつきを解消させる効果があります。
ホタテパウダーとクエン酸のダブル使いで、肌当たりのいい仕上がりになります。
ホタテパウダーのグレード
クエン酸に工業用、食用(食品添加物)、医療用のグレードがあるように、ホタテパウダーにもグレードがあります。
工業用<食用<医療用の順で品質と値段が上がります。
洗濯に使う場合直接肌に触れませんが、二次的に接触することを考えて、食用(食品添加物)グレードの使用をオススメします。
オススメするホタテパウダー
我が家ではホタテパウダー、クエン酸ともに食用(食品添加物)グレードを使用しています。
♢618ホタテパウダー♢
こちらは、ホタテの貝殻を3年以上天日干しした後、洗浄し、高温で焼き上げていています。
その過程は食品添加物製造許可取得の工場で製造されていて、刺激性も蒸留水以下なので赤ちゃんやペットのお手入れなどにも使用が可能です。
マグネシウムの洗濯とどっちがいいの?
少し前に、何度も使えて経済的なマグネシウムを使った洗濯が流行りました。
もちろん私もマグネシウム洗濯にチャレンジしました。
その時の実感と、ホタテパウダーの使用感を比べてみました。
洗濯物の仕上がり状態
マグネシウム洗濯、ホタテパウダー洗濯、どちらも同じような仕上がり結果だったように思います。
洗濯洗剤で洗濯していた時よりも、消臭効果はあると感じました。
また、洗濯が終わって干そうと洗濯物に手をかけてすぐ感じたことがあります。
それは洗濯物が柔らかいということ。
ゴワつきがなく、衣類がとても柔らかく感じました。
しかし、それらの効果の度合いには差が出たように感じました。
大きな違いは即効性
ホタテパウダーは、水に入れた瞬間から強アルカリ性になります。
マグネシウムは、水に触れてゆっくりゆっくり反応し、水素を発生させて弱アルカリイオン水に変化する仕組みです。
もうお分かりかと思いますが…
マグネシウムの効果をしっかり発揮できる状態のアルカリ性水で洗濯するためには、漬け置きが必要なのです。
必ずしも漬け置きが必要と推奨されているわけではありませんが、漬け置きをせずに洗濯すると、どうしても効果が少ないように感じます。
特に、消臭効果が分かりやすい。
臭いが気になる洗濯物を漬け置きせずに洗うと、残っていることが多かったです。
一方ホタテパウダーは、水に触れた瞬間に強アルカリ性水になるため、漬け置きする必要がないので時短で大きな効果が得られるように感じました。
まとめ
掃除や洗濯、スキンケアなど、いろいろな用途に使用できる今注目のホタテパウダー。
その効果は満足できるほど強力なのに、お肌や自然に優しい。
普段の洗濯洗剤をホタテパウダーに替えるだけでEco活動に参加することができます。
そんな代替品の使用を、これかの未来のために始めてみませんか?