Orthomolecular

身長を伸ばしたい子必見!亜鉛不足の検証実験をしてみました。

身長が低いことがコンプレックス。

背をもっと伸ばしたい!

多くの人が一度は身長を伸ばすことに憧れたことがあるでしょう。

そんな時に思いつくのは…

カルシウム!!!

牛乳をガバガバ飲んでいませんでしたか?

それ、実はあまり意味がないんですよ。

身長を伸ばすために必要な栄養は意外なものだったんです!

それは…???

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身長を伸ばしたい時に摂取したいもの

それは亜鉛です!

人が成長するためには欠かせないタンパク質の合成や、成長ホルモンなどの生産に亜鉛のサポートが必要なのです。

タンパク質を口から摂取しただけでは、すぐに身体の一部となるわけではありません。

たくさんのミネラルや消化酵素などのサポートを受け、様々な形に変わって最終的に身体へと取り込まれます。

そのサポート役に亜鉛が含まれています。

そのため、亜鉛が不足すると身長の伸びに大きく影響するのです。

亜鉛を実際に摂ってみて検証しました!

実験対象

・小学校高学年男児

・赤ちゃんの頃から身長曲線の平均以下

・年間の身長の伸びは毎年1〜2cm程度

・低身長や貧血気味などのミネラル不足やピロリ菌が考えられる症状あり

ピロリ菌が及ぼす影響は胃ガンだけじゃない! ピロリ菌ってご存知ですか? 日本人の2人に1人が保菌していると言われている、あのピロリ菌です。 保菌しているからとい...

検証期間と伸びた身長の比較

2021.8〜2022,1(5ヶ月) → 約1,3cm

2022,1〜2022,6(5ヶ月) → 約3cm(亜鉛摂取期)

2022,6〜2022,11(5ヶ月) → 約1,5cm(摂ったり摂らなかったり)

実験結果について

小さい頃からずっと身長が低いことが悩みだった我が子は

クラスで小さい順に並んだ時にいつも2番目争いをしていました。

(先頭に立ちたくなくて。笑)

高学年に上がっても低身長は相変わらず。

部活を始めて、同学年の子たちに混ざって試合をしていると

やはり体格差がありスポーツするにも人一倍動かなくてはいけない状況に。

そんな状況で亜鉛を意識して摂取させたところ…

目に見えて分かるほど身長がグンッと伸びました。

試合をしていても、人一倍小さく際立って目立っていた我が子がどこにいるか分かりにくい状況に笑

同じ期間で伸びた身長を比べてみても、軽く2倍以上は伸びていることが分かります。

そして亜鉛摂取期間の後、しばらく亜鉛摂取の意識が低い期間があったのですが…

分かりやすいほど目に見えて身長の伸びが悪くなりました。。。

これは亜鉛不足確定ですね。

亜鉛を摂取することの注意点

まず、亜鉛を摂取して身長が伸びる条件として、亜鉛不足であることが前提です。

しかし、現代の日本人のほとんどが亜鉛不足だと言われています。

そのため、ほとんどの人が亜鉛を摂取すると身長が伸びるであろうと想定されますが

亜鉛の過剰摂取には副作用があり、胃痛や吐き気、下痢などの急性亜鉛中毒になる場合もあり注意が必要です。

また亜鉛と銅は互いに効果を打ち消し合う性質、銅が不足すると鉄が効率的に働けない関係性を持っています。

大量に亜鉛を摂取して血中に余ってしまうと、鉄や銅が欠乏してしまい

逆に全体のミネラルバランスを崩してしまいます。

もし亜鉛摂取に不安のある方は、一度病院で相談されてみてください。

なぜ牛乳ではダメなの?

牛乳はカルシウムが豊富で骨にいい、身長が伸びるというイメージだけが先行していますが

実はカルシウム単体での吸収率というのはあまり良くないのです。

マグネシウムなどのミネラルと一緒に摂取することでカルシウムの吸収が促されるのですが

牛乳はそのミネラルバランスがとても悪いのです。

マグネシウムを例にしても、その比は実に約10:1!(カルシウム:マグネシウム )

一般的に、カルシウムとマグネシウム摂取の理想比率は2:1とも言われているので

牛乳のその比率は明らかにバランスが悪いのです。

牛乳にはその他にも乳糖不耐性やホルモン剤、抗生物質などの問題もあり

身長を伸ばすためにガバガバ飲むことへのメリットは疑問が残るところです。

まとめ

低身長は遺伝じゃない!

食事を見直してみるとグングン伸びる可能性が!

現代の日本人は亜鉛不足だと言われています。

亜鉛不足は低身長を招きやすいです。

実際に実験してみても、目に見える結果を得ることができました。

食事に亜鉛を意識して取り入れてみる価値は絶対あります!

まずは毎日の食事改善から。