Orthomolecular

毎日身体が怠い…なぜだろう?その症状と対策!

毎日身体が怠くて、ちょっと動いたら疲れてしまう。

仕事をして帰ってきたら疲れて動けない。

寝ても寝ても疲れがとれない。

やる気が起きない。

でも、病院に行くほどのことではない気がする…

実はこの症状、あるものが足りていないという体からのサインかもしれません。

たんぱく質、足りていますか?

慢性的に身体の疲れや怠さがとれない人に真っ先に確認したい栄養。

それはたんぱく質です。

毎日の食事でしっかりたんぱく質は摂取できていますか?

ダイエットなどの目的で食事そのものを制限していたり

近年流行のヴィーガン食で動物性の食事を避けていたり

偏った食事をしていたりすると、たんぱく質不足になりやすいです。

しっかり食事をしているつもりでも、吸収に問題がある場合もあります。

たんぱく質摂取不足にはいくつか原因がある場合がありますが

たんぱく質が不足するとどうして身体が疲れやすくなるのでしょうか?

身体のエネルギー源はたんぱく質

人の身体の成分構成は60%が水分だという話は聞いたことがある方も多いと思います。

では残りの40%の成分についてはご存知ですか?

40%のうち16%がたんぱく質、15%が脂質、残りの9%はミネラルなどで構成されています。

そう、水分の次にたんぱく質は構成比率を多く占めているのです。

私たちが目にすることのできる多くの部分はたんぱく質が原料となっていますし

ホルモンや消化酵素、抗体などの原料もたんぱく質です。

そして、身体を動かす原動力となっているのもたんぱく質なのです。

たんぱく質は身体の中でこんなにもたくさん必要とされていると知ったら

不足すると身体に影響が出ることは簡単に想像がつくのではないでしょうか。

たんぱく質が不足すると起こる影響

◇◇ホルモンへの影響◇◇

情報伝達物質と言われるホルモンも、タンパク質を原料としているものが多く存在しています。

幸せを感じるセロトニンや眠りをコントロールするメラトニン、

やる気を司るドーパミンや精神を安定させるGABAなどもタンパク質が原料です。

そのため、タンパク質が不足すると精神的にも影響が出てしまいます。

◇◇消化力への影響◇◇

食べたものを吸収するためには、消化しないといけません。

消化するためには酵素の力が必要なのですが、この消化酵素もたんぱく質が原料です。

消化酵素が分泌されなければ、いくらバランスの取れた食事を心がけていても消化されにくく

身体に吸収されることが困難となるばかりか、未消化の食べ物が体内を流れることで菌の繁殖などの不都合も起こりやすくなります。

◇◇髪や肌への影響◇◇

髪や肌、爪などはコラーゲンが原料だということはよく知られていますが

そのコラーゲンの原料がタンパク質だということはご存知でしょうか。

そのため、タンパク質が不足してくると髪や爪はガッサガサ、お肌は荒れ放題になります。

これらは生命の維持とはあまり関係がないので、タンパク質が不足してくると真っ先に荒れ始めます。

なんだか最近髪やお肌の調子が悪いな、、、と思ったら、タンパク質摂取を気にかけてみましょう。

◇◇エネルギーへの影響◇◇

エネルギーとは?

身体を動かす原動力のことです。

私たちの体は食べたものをエネルギーに変えて動かしています。

その主なエネルギー源がたんぱく質なのです。

たんぱく質を分解して身体を動かしています。

タンパク質を原料としていて最も重要な働きと言っても過言ではありません。

エネルギーが不足してくると、物理的に身体を動かすことが困難となります。

そうなってしまうと身体にとって、生命維持にも大きく関わってくる大きな問題なので

代謝を落とすようになってしまいます。

「代謝を落とす」とは、エネルギーの生産性を減らすということ。

少し難しいですが、代謝が落ちると太りやすくなるというのは分かりやすく

エネルギー源が減ってしまうと、生命維持に最も重要なものを最後に残して、その重要性から遠い順にエネルギーの供給を減らしていくということです。

そう、太りやすいというのは、脂肪燃焼に回すエネルギー供給を減らしているということなのです。

また、さらにタンパク質不足が進むと疲れやすくもなります。

身体を動かし続けるエネルギーが足りず、疲弊してしまっている状態です。

これが、寝ても疲れが取れない、常に怠い、といった症状を引き起こします。

実際にあったタンパク質不足の事例

CASE1:生粋の肉嫌い

お肉の生臭さが苦手で、一度も美味しいと思ったことがないAさん。

普段の食事からお肉を遠ざけていました。

豆類はお腹が張るし、卵もあまり好みではなかったため、タンパク質の摂取がとても少なく

少し動いたらすぐ疲れる日々を送っていました。

CASE2:仕事と家事育児に追われて自分の食事を疎かにしがちなお母さん

子どもの食事を優先にし、自分は残り物だけで済ませたり、余らなかった場合は朝食を抜いたり

自身の仕事や子どもの習い事への送迎が忙しく、料理の合間につまむ程度で満足してしまい

夕飯を疎かにしてしまっていた、毎日一生懸命なBさん。

夕方にはいつもゲッソリ疲れていて、どんなに寝ても疲れが取れず朝起きるのもツラい状態でした。

CASE3:ピロリ菌がいて吸収阻害が起きていた

ピロリ菌はご存知でしょうか?

胃に住み着き、強力な酸性である胃酸を中和して生存し続ける菌です。

胃酸を中和してしまうので消化力が落ち、結果的にタンパク質やミネラルなどの吸収を阻害する厄介な菌なのです。

しっかり食事はしていたつもりのCさんですが、ピロリ菌が長く居座り続けた結果

慢性的にエネルギー不足が発生し、代謝の低下を招いてとても身体がキツい状態でした。

タンパク質の摂取を意識してみよう

寝ても疲れが取れない、毎日怠くてツラい。

そう感じている方は、まず自身の食事を振り返ってみましょう。

朝昼晩、しっかり食事はしていますか?

そのメニューにはしっかりタンパク質が含まれていますか?

ピロリ菌はいませんか?

自分のタンパク質不足の原因はなんだろう?

まずはそこから確認してみてください。

急激な大量摂取、ちょっと待って!!

私にはタンパク質が足りていないのか…

そうか、じゃあタンパク質を摂ろう!

そう考えてすぐ行動に移す方もいらっしゃるかもしれませんが、

急激なタンパク質摂取は要注意です!!

タンパク質はアミノ酸がたくさんくっついた大きな分子なのですが、体内に吸収するために何度も小さくする必要があるので、消化には物凄くエネルギーを使います。

今まで少量のタンパク質に慣れてしまった胃腸に、大量のタンパク質を投入すると体調を崩してしまう可能性があります。

消化力が落ちてしまっている胃腸には、リハビリも兼ねてゆっくり少しずつタンパク質を増やしていくことをお勧めします。

タンパク質不足は大人だけじゃない!

子どもの体調不良、見逃していませんか?

子どもは成長に大きくエネルギーを必要とするので、大人よりもたくさんタンパク質が必要です。

元気そうに見えていても実はエネルギーが不足している子、とても多いです。

慢性的に元気がない子、やる気が薄い子、眠りが悪い子、情緒不安定な子、学習能力が低下気味な子、、、

そんな症状がある子は、タンパク質不足にご注意ください!

これらの子どもの不調は見逃されやすいですが、食事で改善できることも多いです。

まとめ

毎日怠い、疲れが取れない。

そんなあなた、タンパク質は足りていますか?

タンパク質不足は髪やお肌の維持以外にも、活動や生命維持、メンタルにも影響が出ます。

そしてこれらの影響を受けるのは大人だけじゃないのです。

実は子どもも要注意!

食事を改善することで症状が改善することも多いのです。

飽食な世の中ですが、それだけ現代の食事スタイルに偏りが多いのも現状なのです。

まずは食事内容を振り返ってみることから初めてみましょう。