私ってげっぷが多いかも…?
そんなことを思ったことはありませんか?
私はげっぷが多いことが地味に悩みでした。
多すぎて、もはや無意識レベルで周りに人がいる環境にハッとすることも。
そういう体質なんだろうな。
そんな風に思っていた私ですが、今では回数を減らすことに成功。
その改善方法をご紹介したいと思います。
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そのげっぷ、食後に多くない?
げっぷの多い原因は便秘だと思っていませんか?
便秘が原因の場合もあるかもしれませんが、案外別に原因があるかもしれませんよ。
自分のげっぷの多いタイミングをよく観察してみると、食後に多く感じることはありませんか?
もしかしたらそのげっぷは、食事を摂ることで発生するガスが原因かもしれません。
なぜ食事由来のガスがお腹の中で発生するのでしょうか?
それはいるはずのない場所で細菌が増殖し、そこに流れてきた食べ物に細菌が歓喜して発酵を始めることが原因で発生しているガスなのです。
さて、そのいるはずのない場所とは…?
SIBO(小腸内細菌異常増殖)
それは、、、小腸です!
胃や大腸と比べて、なんだか存在の薄い小腸ですが。。。
小腸内で細菌が異常に繁殖している状態をSIBO(小腸内細菌異常増殖)と言います。
小腸に細菌はいないの?
一般的によく耳にする腸内細菌は、主に大腸に住んでいます。
小腸には全くいないわけではありませんが、大腸の100万分の1ほどしか存在していないと言われています。
胃の次の消化器官ということもあり、胃から流れてくる胃酸で小腸内は殺菌されています。
また、胆汁も小腸内に分泌されてくることで、細菌の増殖を抑える効果があります。
なぜ小腸内で細菌が増殖するの?
小腸内で細菌が増殖する原因はいくつかあります。
・消化の悪い食事
・胃酸抑制剤の服用
・抗生物質の多用
・慢性胃炎やピロリ菌感染などの基礎疾患
・膵液、胆汁分泌のトラブル
・ストレスなどによる交感神経過緊張、甲状腺機能低下症 など
いろんな要素が考えられますが、胃酸や胆汁分泌の減少が主に関わっていることが分かります。
SIBOのその他の症状
お腹の中でガスが発生するので、その流動過程でげっぷ以外にも症状が出やすくなります。
・お腹の張りやげっぷ、おならが増える
・腹痛や逆流性食道炎
・便秘や下痢 など
げっぷを改善するためにできること
食事改善
SIBOの症状は、小腸内で食べたものが発酵してガスを発生させている状態です。
食事の改善としては、腸内で消化されにくい発酵性の食品の摂取を控えることが重要です。
一般的には低FODMAP食事法が推奨されています。
そうはいっても、食事の制限って難しいですよね。
厳格にしすぎると、ストレスにもなりかねません。
できる事から始めてみるといいと思います。
胃酸、胆汁の分泌を促す
細菌の増殖を防止する効果があります。
胃酸分泌促進には梅干しやお酢など、酸味のあるものが効果的です。
ピーマンやゴーヤーなどの苦味成分を含む食材を摂ることで、胆汁の分泌は促進されます。
杜仲茶やたんぽぽ茶などの苦味成分のあるお茶は、手軽に摂取できるのでおすすめです。
※たんぽぽ茶は、胆管閉鎖症や胆嚢炎などの症状がある方には副作用があるので要注意です。
私が実践していること
私は胃酸促進のために、レモン水を食前、もしくは食事と一緒に摂っています。
100mlの白湯に小さじ1を入れて飲んでいます。
そして我が家の常備飲料茶を杜仲茶に変えました。
時々小麦製品などを食べた時などは、消化酵素サプリを飲むこともあります。
また、私の胃にはピロリ菌がいたので、除菌をして慢性炎症の原因を取り除きました。
食事については、意識はしているもののなかなか急激に変えることは難しく、、、
サプリなどの力も借りつつ、ゆるーくできることから始めています。
これらを取り入れるだけでも、げっぷが減って胃の調子も良くなった体感は得られています。
ガス排出の平均回数
簡単に言うと、げっぷやおならの1日の平均回数のことです。
男性で14回、女性で7回程度が1日の平均回数のようです。
あなたはこの回数より多いですか?少ないですか?
まとめ
げっぷの多い人は、意外と多いのではないかと思います。
日本人の5人に1人はSIBOの症状があるとも言われています。
あまり病気と関連づけられることは少ないかもしれませんが、消化器官が正常に機能していない可能性があります。
食事や食生活を見直してみることで改善する可能性があります。
気軽に試せるものから始めてみて、体感が得られるのであれば続けてみてはいかがでしょうか。